聴導犬訓練士の仕事
聴導犬は、物音を聞き分けて耳が不自由な人に知らせる役目をします。
玄関のチャイムや火災報知器、非常ベル、赤ちゃんの泣き声などの音がすると、その音がする場所まで誘導します。目覚まし時計がなった時は、顔をなめて起こします。
路上では、自動車のクラクションや自転車のベルなど、重要な音も知らせてくれます。
このように、聴導犬は耳の不自由な人の耳代わりになるだけでなく、精神的にも支えてくれます。
しかし、2008年3月末日現在、日本国内の聴導犬の実働数はわずか18頭です。
聴導犬を育成・普及する団体の数は増えてきていますが、聴導犬を希望する人は1万人ともいわれており、まだまだ不足しています。
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聴導犬訓練士になるには
2009年2月、長野県に活動拠点を置く「社会福祉法人 日本聴導犬協会 」が日本で初めてとなる「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」を開校します。
ここでは、犬の訓練の他、福祉学や障害学、補助犬の育成に関する法学、経営などの知識を学びます。そして、日本聴導犬協会による聴導犬・介助犬の准訓練士資格が取得できます。また、優秀者は「社会福祉法人 日本聴導犬協会」の職員として採用も予定しています。
【問い合わせ先】
- 社会福祉法人 日本聴導犬協会
http://www.hearingdog.or.jp/ - 日本聴導犬・介助犬訓練士学院
http://www.hozyokengakuin.jp/
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